F1第12戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)の予選が初めてATA方式で試行され、全員が指定タイヤコンパウンドを履いて各セッションに臨んだ。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はポールポジションを0.003秒差で逃してしまった。
●【2023F1第12戦ハンガリーGP】開催スケジュール・全セッション結果
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
予選:2番手
「今週末はずっと、本来のパフォーマンスを発揮することができなかった。クルマの性能を最大限に引き出すのは本当に難しかった。前後バランスを取るのに苦労したんだ」
「セットアップの面でいろいろ試したけど、うまくいかなかった。予選で苦戦しているときは、1つか2つのことしか試すことができなくて、本当にプッシュするとまたウィンドウ(機能する範囲)から落ちてしまうんだ」
「Q3の2周目、もう少しプッシュしようとしたんだけど、マシンがそれほどではなかった。僕らのアップグレードはうまくいったと思うけど、それを発揮できなかった。予選でのバランスは、明日に向けて必ずしも悪いものではないよ」。
「レースではすべてが落ち着いていて安定している。一方で、予選ではバランスを極限まで高めて、より多くの問題を感じることができる」
「僕たちのロングランは競争力がありそうなので、それはポジティブだよ。それでも前に出るのは難しいだろうけど、タイヤの状態が良ければ、いいレースができると思う。何も失うものはないし、僕たちにはいいレースカーがあるし、明日は彼らといいバトルになるだろうね」