F1第12戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)の初日を終えて、アルファタウリF1のジョナサン・エドルズ(チーフ・レース・エンジニア)が次のように語った。
角田裕毅のチームメイトにはダニエル・リカルドが復帰し、アルファタウリF1は世界中の注目を集めている。
●【2023F1第12戦ハンガリーGP】全セッション結果、開催日時
■ジョナサン・エドルズ(チーフ・レース・エンジニア/アルファタウリF1)
FP1:12番手、14番手
FP2:4番手、14番手
「ダニエル(リカルド)がチームに戻ってきたことは素晴らしいことだし、コースサイドで彼と一緒に仕事ができることに興奮しているよ。今日は彼との走行を最大限に生かし、クルマに慣れさせ、ハンドリング特性についてのフィードバックを得ようと良い計画を立てていたが、FP1のコンディションがそれを妨げてしまった」
「雨が降る前にいくつかのセクターをまとめることができたが、タイムラップを完了することはできなかった。雨の強さは増していき、最終的にはインターミディエイト・コンパウンドを使用するのに十分なウェットコンディションとなったが、そこでは全体的なグリップとタイヤのウォームアップに苦労した」
「FP2は完全なドライコンディションとなり、両ドライバーともミディアムとソフトでショートランを行った後、決勝レースに向けたロングランを行う計画を取り戻せた」
「ユウキ(角田裕毅)のソフトコンパウンドでのラップはクリーンで、非常に競争力があるように見えたが、ATAの週末では、Q1、Q2に向けてそれぞれハード、ミディアムのショートランパフォーマンスを最適化することに集中する」
「ダニエルはミディアム・コンパウンドですぐにスピードに乗ったけど、ソフト・コンパウンドではグリップをわずかに生かしきれなかったので、これから間違いなくもっと速さを出してくるね。これまでの彼のパフォーマンスとフィードバックには感心させられたし、彼は一度も離れたことがないようにチームに溶け込んでくれた」
「我々がもたらしたアップデートはうまくいっているし、明日の予選でどんな結果を残せるか楽しみにしているよ」。