レッドブルの2023年型マシンへのアップグレードがハンガリーでどれだけ成功したかは初日の段階ではまだわからない。
●【2023F1第12戦ハンガリーGP】開催スケジュール・全セッション結果
セルジオ・ペレスはFP1でこのパッケージの1バージョンをクラッシュさせてしまい、ヘルムート・マルコ博士はスペアパーツが不足していることを明かした。
■ルクレール、レッドブルがトップだろう
最速タイムを記録したフェラーリのシャルル・ルクレールは次のように語った。
「新しいタイヤ配分のせいで、みんなが違うことをしているから、みんながどこにいるのかを読むのはほとんど不可能なんだ」とルクレールは語った。
「レッドブルはベストな1日ではなかったかもしれないけど、それでも僕は彼らがトップに立つと予想しているよ」とルクレールは語った。
■レッドブルは微調整
マルコは、フェルスタッペンのマシンがまだ“微調整”を必要としていることに同意した。
「でも、ロングランでは強いから私を落ち着かせてくれる」
「まだいくつか改善しなければならないところはあるけれど、どこから手をつければいいかはわかっている」。
■トップドライバーたち、ATAを批判
メルセデスのルイス・ハミルトンはルクレールとともに、予選フォーマットの調整の一環としてハンガリーで通常より少ないタイヤ供給量を批判した。
フェルスタッペンも「タイヤを節約することが目的なら理想的とは言えないし、観客にも不公平だ」と同意見だ。
マクラーレンのオスカー・ピアストリもまた、“フォーマット調整トライアル”に失望している。「金曜日にタイヤが2セットしかないとなると、あまり楽しくはないよ」。