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【マクラーレンF1】2026年以降もメルセデスエンジン搭載継続を示唆

2023年06月14日(水)17:36 pm

マクラーレンは、新F1エンジンレギュレーションが導入される2026年以降も現在と同じメルセデス製エンジンを搭載して戦うことになりそうだ。

■一時はアウディやレッドブル製エンジン搭載の噂も

イギリスのウォーキングに拠点を構えるマクラーレンは、2014年までメルセデスエンジンを搭載して戦っていたが、2015年にはホンダとのプロジェクトを開始。しかし、これが失敗に終わると、2018年から2020年までルノーエンジンを搭載。そして、2021年から再びメルセデスからエンジンの供給を受けている。

そのマクラーレンは、一時は2026年からアウディと組む可能性があることを示唆していた。

また、最近レッドブルのチーフエンジニアリングオフィサーを務めていたロブ・マーシャルが2024年1月にマクラーレンへ移籍することが発表されが、この移籍がスムーズに進んだのはマクラーレンが2026年からレッドブル製エンジンを搭載する契約の一部である可能性もあると噂されていた。

■レギュレーションが変わるときにエンジンを変えるのはリスク

しかし、今季からマクラーレンのチーム代表を務めているアンドレア・ステラは、マクラーレンにとっては2026年以降もメルセデス製エンジン搭載を続ける可能性が最も高いことをほのめかしている。

「ファクトリーチームになれるのは素晴らしいことだ。だが、それはパートナーが有名メーカーであってもほぼ同じことだよ」

そう語ったイタリア出身のステラは次のように続けた。

「新しいレギュレーションへの移行期にパートナーを変えるのは、ある種のリスクを伴うものだ。そして、我々は2026年には先頭に立ちたいと思っている」

「私は、『プロジェクトが十分に成熟していないから、あと2年必要だ』とは言いたくはないんだ。シャシーに関しても、パワーユニット(エンジン)に関しても、我々はいい状態にしたいと思っている」

「現時点においては、我々の欠点はパワーユニットとは関係がないんだ。それは非常にいいことだよ」。

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