マクラーレンはF1イギリスGPで大型アップデート投入を計画しているようだ。
実際のところ、マクラーレンの2023年型F1マシンは、現時点ではフェラーリと同じように一貫性のない挙動を示している。
マクラーレンでは第4戦アゼルバイジャンGPが行われたバクーで最初の大きなアップグレードを投入したが、マクラーレンのチーム代表を務めているアンドレア・ステラによれば、それによるペース改善は「せいぜいコンマ1秒」しかなかったという。
ステラは、そのバクーで投入したアップグレードが無意味だったわけではないと、次のように主張している。
「しかし、そのアップグレードによって開発にもっと余裕ができているよ」
■F1イギリスGPで大型アップデート「Bバージョン」投入
マクラーレンでは第11戦イギリスGP(7月9日決勝)の舞台となるシルバーストンで再び大きな改良を施したマシンを投入する計画となっている。
ステラは、その改良マシンが「Bバージョン」と表現されてもおかしくはないものになると示唆しており、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、次のように語った。
「そのマシンの外観はかなり大きく変わるよ」。