フェラーリで昨年までチーム代表と技術責任者を兼務していたイタリア系スイス人であるマッティア・ビノットに関して、新F1エンジンレギュレーションが導入される2026年にエンジンサプライヤーとしてF1活動を開始するアウディのプロジェクトに加わる可能性があるとの噂がある。
アウディは、現在はアルファロメオという名称でエントリーしているザウバーと提携し、2026年からは自らのワークスチームとしてF1を戦うことになっている。ザウバーはスイスに本拠を置くチームだけに、スイス国籍のビノットの加入は理にかなったものだろう。
しかし、最近の噂によれば、53歳のビノットがドイツのノイブルクにあるアウディのF1エンジンファクトリーを見学したものの、そこではあまりいい印象を得られなかったと示唆したという。
だが、アウディは、ビノットがノイブルクを訪れたことを否定しているという。