2023年F1第7戦モナコGP(モンテカルロ市街地)を終え、アストンマーティンF1代表マイク・クラックが次のように語った。
●【2023F1第7戦モナコGP】決勝レースの結果、タイム差、周回数
■マイク・クラック(アストンマーティンF1代表)
決勝レース:2位、リタイア
「モナコGPでフロントロウからスタートし、フェルナンド(アロンソ)とともに2位でフィニッシュできたことは、チーム全体にとって素晴らしい結果であり、我々がどれだけ前進したかを示す重要な指標となった」
「このレースは、マネージメントが難しいレースだった。我々はフェルナンドにハードコンパウンドを装着し、レース後半でマックスに追いつく戦略をとった」
「そして雨が降ってきた!当初は雨量もそれほど多くなかったので、ミディアムタイヤを装着した。しかしすぐに雨脚が強くなり、1周後にインターミディエイトに交換することになった。でも、結果には何の変化もなかった。とにかくマックスに追いつくことはできなかっただろう」
「フェルナンドは、危険なコンディションの中で素晴らしい走りを見せ、アストンマーティンF1チーム史上最高の成績に並んだ。ブラボーだよ」(※2021年アゼルバイジャンGPでセバスチャン・ベッテルが2位)
■ストロールの激しいバトルは見ていて気持ち良かった
「ランス(ストロール)は1周目に何度か接触してダメージを受けて苦戦したが、良い走りで何台もオーバーテイクし、激しくバトルしていた。見ていて気持ちが良かったよ」
「インターへの切り替えを正しく判断していたが、ウェット路面でのブレーキ操作がうまくいかず、バリアと絡んでフロントウイングを失ってしまった。14番手からスタートしたランスにとっては、常に厳しいレースになることが予想されたが、彼は最後まで気を引き締めていたよ」
「次のスペインでは、2台のクルマが再びポイント圏内に入ることを目標にする」。