フェラーリのカルロス・サインツが、イタリアのマラネロにあるフェラーリ本部では2023年シーズンで巻き返しを図ろうと非常に“積極的な計画”が展開されていると語った。
■エミリア・ロマーニャGPで重要なアップデートを計画するフェラーリ
フェラーリは、今週末に開催される2023年F1第5戦マイアミGP(7日決勝)に向けていくつかの改良パーツを持ち込むことになると伝えられている。
そして、21日(日)に決勝が開催される第6戦エミリア・ロマーニャGPの舞台となるイモラでは、さらに重要な改良パーツが投入されることになるという。
現在ドライバーズランキングでレッドブル勢に次ぐ3番手につけているアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、マイアミで4日(木)に次のように語っている。
「フェラーリとメルセデスはイモラに目玉となるようなものを持ち込むと聞いたよ」
■エミリア・ロマーニャGPで重要なアップデートを計画するフェラーリ
そして、フェラーリのカルロス・サインツによれば、マイアミに持ち込む改良パーツは2023年型F1マシンの“ハンドリング”を改善することを主な目的とするものだという。
「正直なところ、難しいマシンで、最初の数レースではそれが大きな頭痛の種だったんだ。だから、僕たちはそこを変えようとしているところさ」
「マシンにはいくつか気に入らないところがあるから、それらを直そうとしているんだ」
そう語った28歳のスペイン人ドライバーは、エミリア・ロマーニャGPではさらに重要な改良が施されたマシンが投入されることを示唆するように、次のように付け加えた。
「マラネロ(フェラーリ本部)では、今シーズンを好転させるために非常に積極的な計画が進められているところだよ」。