F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)の土曜日、今シーズン初のスプリントの2周目、角田裕毅(アルファタウリ)が単独でクラッシュしてリタイアとなった。
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1周目、角田裕毅は緩い左カーブを曲がりきれずウォールにヒット。右リアホイールを壊してしまい、リアタイヤが外れてしまった。ここでイエローフラッグが出されると、その後バーチャルセーフティカーになったが、デブリを清掃するためセーフティカーに切り替わった。
角田裕毅は3輪でなんとかピットに戻り、タイヤ交換とフロントノーズを交換してコースに出て行ったが、真っ直ぐ走れずステアリングをやや左に傾けながらスロー走行し、再びピットインしてリタイアした。
リプレイ映像を見ると、角田がクラッシュした右リアタイヤは真っ直ぐ向いておらず、アームが曲がった状態だった。これに対して、スチュワードは「危険な状態で走らせた」としてレース後に審議することになった。