2023年4月26日、スクーデリア・アルファタウリはフランツ・トスト代表が今シーズン終了後にチーム代表を退くことを発表した。
そしてチームの長期的な安定と継続性を確保するため、新しい上級管理職体制を発表。今年後半に最高経営責任者に元FIA役員のピーター・バイエルが就任し、新チーム代表には現在フェラーリのスポーツディレクターであるローラン・メキースが就任する予定だ。
■ピーター・バイエル「F1ドライバーの25%はフランツが育成した」
次期スクーデリア・アルファタウリCEOのピーター・バイエルは、次のように述べた。
「フランツ(トスト)のスクーデリア・アルファタウリおよびその前身であるスクーデリア・トロロッソへの献身に感謝します。若い才能の育成に尽力した結果、F1グリッドでは25%のドライバーが彼の指導の恩恵を受けています」
「私にとっても、チームのCEOを引き受け、ローラン(メキース)と一緒に仕事ができることは大きな特権です。スクーデリア・アルファタウリには、ファエンツァと英国に素晴らしいチームと素晴らしいインフラがあります。私は、これらの重要な要素を基に、オン・ザ・トラックでもオフ・ザ・トラックでもパフォーマンスを向上させ、今後数年間、チームにさらなる成功をもたらすことを非常に楽しみにしています」。