マクラーレンとレッドブルの関係者は、最近F1エンジンについて話し合うために集まったと認めた。
昨年、マクラーレンの最高責任者であるザック・ブラウンは、レッドブルが予算上限を破って「不正」を働いていると公然と非難する手紙を書き、騒動に発展させた。しかし、突然、新たな公開書簡の中で、このアメリカ人は撤回を表明している。
「昨年の上限額違反は残念だったが、関係者全員がそのプロセスから学び、このスポーツがこの点で前進していることを確認することが重要だ」と彼は書いている。
このような方向転換の理由の少なくとも一部は、メルセデスを擁するマクラーレンが2026年以降の新しいエンジンサプライヤーを求めて市場に出ているためだと思われる。
■ホーナー「ランチを食べに来たのかと思った(笑)」
つい数日前、ザック・ブラウンがミルトンキーンズにあるレッドブル・パワートレインズ(RBPT)の新会社を訪問したという噂が流れた。RBPTは2026年までにはフォードとF1で正式に協力することになる。
レッドブルのボスであるクリスチャン・ホーナーは、ザック・ブラウンの訪問の噂について聞かれると、「ランチを食べに来たのかと思った」と苦笑した。
「2026年のパワーユニットメーカーとして、パワートレイン供給の可能性について話し合いが持たれるのは必然的なことだ。私たちが潜在的な顧客と話をするのは当然のことだ」と語った。
■マクラーレンF1新代表ステラ「驚くことではない」
マクラーレンの新チーム代表であるアンドレア・ステラも、ウォーキングを拠点とするマクラーレンがすでにメルセデスと「強固なパートナーシップ」を築いていると主張しながらも、このニュースを認めた。
「同時に、ずっと先のことを考えると、何が利用できるかを理解したいと思うのは当然だ。だから、それは自然なことだし、それほど驚くことでもないと思う」。
■ランド・ノリス、将来のPUより現状に不満
しかし、マクラーレンは2026年のエンジン供給よりもはるかに大きな現在の懸念事項を持っており、ランド・ノリスは2023年のマシンがペースから大きく劣っていることを認めている。
「もっとたくさん必要だ。小さなことだけではないんだ」
「もっと大きなものが必要だし、それを達成するには長い時間がかかる。トップチームになりたいのなら、シーズンをもっと良くスタートさせなければならない」。