アロンソ4強宣言！2023年は「トップ4が0.5秒以内、すごく楽しい選手権を約束」レッドブル「最大の敵はアロンソ」
2年連続ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、F1の序列が収束し始めたことに驚いていないという。
●【2023F1第1戦バーレーンGP】スターティンググリッド
バーレーンGPの予選Q1では、レッドブルのフェルスタッペンから最後尾のピエール・ガスリーのアルピーヌまで、全車両が1秒以内の差に収まっていたことに驚いているか、という質問に対して、フェルスタッペンは「そうでもない」と答えた。
「ほとんどのクルマを見ていると、みんなコピーしているから、同じレギュレーションでもみんな賢くなっているのさ」
■レースでレッドブル最大の敵はフェルナンド・アロンソ
しかし、予選は僅差だったものの、日曜日のレースではフィールドが多少差がつくことをレッドブルは予想している。
「我々のクルマはタイヤに優しい良いレーシングカーだ」とヘルムート・マルコ博士は語った。
「アロンソは、ロングランでは最大の敵だ。フェラーリはタイヤの摩耗があまりにも多かった」
「我々の数字では、アストンマーティンはメルセデスより良かったので、エキサイティングな戦いになるだろう」。
■サインツ、アストンマーティンとメルセデスとのバトルを予想
フェラーリのカルロス・サインツは、チームメイトのシャルル・ルクレールと並んで2台のレッドブルに次ぐ4番手につけているが、グランプリでは「何が起きてもおかしくない」という意見に同意している。
「レッドブルを除いてはね」
「アストンマーティンも力強いし、メルセデスもいいレースをしてくると思う」。
■ラッセル「アロンソはフェラーリよりもチャンスがある」
メルセデスのジョージ・ラッセルは、チームメイトのルイス・ハミルトンより速い6番手だったが、「正直なところ、フェルナンドはフェラーリよりもチャンスがある」と認めている。
メルセデスF1のトップであるトト・ヴォルフは、レッドブルはバーレーンGP予選Q3前までは、古典的な見せ方で「少しクルージングしていた（アクセルを緩めて遅く走っていた）」と主張している。
しかしマルコは「ナンセンスだ」と主張した。
ヴォルフは「そうして注目を浴びないようにするのがどんな感じだったか覚えているよ。結局、彼らはQ3に進出したんだからね」と付け加えた。
■アロンソ「とても楽しい選手権になる」
5番グリッドのアロンソは、自分がポールポジションを争うという“誇大広告”を信じたことはないと主張した。
「現実は互角で、それこそが魅力なんだ」と41歳のアロンソは言う。
「メルセデス、アストン、フェラーリ、レッドブルの4チームが0.5秒以内にいるんだ」
「すごく楽しい選手権になることが約束されているよ」。
