ホンダは、『HRC Sakura F1 2023シーズン開幕前オンライン取材会』を開催した。
■「複数のチームから連絡」2026年、どうするホンダ?
先日、2026年以降は「レッドブル・フォード」誕生が発表され話題になったが、今回も参加した取材陣からは「2026年以降はどうするのか?」といった質問が多く出てきた。
その中で、2026年以降のパワーユニット登録をしてから「複数のチームからコンタクトがあった」ことをHRCの渡辺社長は認めたが、供給先やF1チームとしての参戦も含めて「結論は出ていない」と述べたが「2026年に向けた研究は進めている」と、HRCの技術者側はいつでも参戦できるようしっかりと準備を進めていることを明かした。
あとは、東京・青山にあるホンダ本社側の説得・判断ということだろう。
その「複数のチーム」の中にお互いの利害が一致する最良のパートナーが見つかれば参戦できるだろうが、もし見つからなかった場合は、チームとしての参戦か、撤退ということになるが・・・レッドブルとマックス・フェルスタッペンがチャンピオンを獲得した世界一のエンジンを独占できるとしたら、どのチームも喉から手が出るほど欲しいはずだ。