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ベッテルがF1チームの一員として戻ってくるなら歓迎だとレッドブル首脳

2022年11月25日(金)17:51 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、かつて自分たちのチームで4度F1チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテルがF1に戻ってきたいと思えば、歓迎する用意があることを示唆した。

■リカルドに次いでベッテルにも古巣復帰の可能性?

レッドブルは最近、2022年シーズン限りでマクラーレンのシートを失ったダニエル・リカルドを2023年にサードドライバーとして起用することを発表したばかりだ。

リカルドも2012年と2013年はトロロッソ(現アルファタウリ)、そして2014年から2018年まではレッドブルに所属していたドライバーであり、そこで7勝を上げている。

33歳のリカルドは2024年にはフルタイムドライバーとして再びF1グリッドにつくことを目指しているが、35歳のベッテルに関しては、再びドライバーとしてレースをするのではなく、F1チーム運営の方に興味を抱く可能性もあるとうわさされている。

■ベッテル復帰を受け入れる余地はあるとヘルムート・マルコ

「我々は2つチームを持っているから、それは受け入れやすいだろうね」

ベッテルがドライバー以外の役割でチームに戻ってくる可能性について質問された79歳のマルコはそう答えると、微笑みを浮かべながら次のように付け加えた。

「彼の人生は、ドライバーだったときとは間違いなく違うものになるだろうね。早く来て、遅く帰り、パイロットの給料のほんの一部しか受け取れなくなるよ」

一方、ベッテルは、少なくとも来年最初のうちは休みをとり、F1ドライバーだったころの多忙なスケジュールから自分を解放するつもりだとしている。

■チームリーダーたちの仕事もよく分かっているとベッテル

だが、ベッテルも、将来的にはチーム運営に関わる役割を担う可能性もあると示唆している。

「子供たちと一緒に早起きするのには慣れているから大丈夫だよ。F3のときにはヘルムート・マルコとかいう人が朝7時に起こしてくれたしね」

微笑みながらそう語ったベッテルは、次のように付け加えた。

「でも、そうだね。ドライバーは意識的に休息に時間を割く必要があるけれど、チームのリーダーたちは常にいろいろなことに対処していることも僕はすごくよく知っているよ」。

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