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ハースF1代表、予選2回でF1“スプリント”フォーマット改革を推進。限界を超えた年24レースよりスプリントを増やせ

2022年10月14日(金)19:45 pm

ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、F1の「スプリントレース」形式を見直す動きを支持すると語った。

●22レースで行われているF1カレンダー2022開催日程

スプリントは現行の3回から来年は6回に倍増されるが、ハースF1のボスはこのイベントのフォーマットは改善できると考えているようだ。

■スプリント用の予選と決勝レース用の予選を

現在は、土曜日のスプリントのスターティンググリッドのために金曜日に通常の予選を実施し、土曜日のスプリントの順位が日曜日の決勝レースのスターティンググリッドになる。そのため、多くのドライバーが決勝レースを見据えてスプリントで無理をしないように走ってしまっている。なぜならスプリントでの獲得ポイントが少ないからだ。

またシュタイナーは、スプリント用と決勝レース用の予選を分けて行うことを希望している。そうすれば、グリッドを確保するためにスプリントで無理をしないドライバーたちの問題を解決することができると考えているようだ。

■フリー走行を予選に

シュタイナーはまた、スプリントが開催される週末でも、すべてのフリー走行が十分に意味を持つようになるとも語っている。

「誰が意味のない練習を見るって言うんだい?」と彼は『Ekstra Bladet』紙に語った。

「ちょっとしたスパイスを加えて、(フリー走行を)レースのための予選のようにすることもできる。まだ議論されてはいないが、彼らはすでに次のステップを考えている」

■年24レースではなくスプリントを増やせ

シュタイナーはまた、来シーズン2023年に24レースも予定されているレースカレンダーについて、F1は限界に達していると考えている。

「次のステップはレース数を増やすことではなく、スプリントを増やすことだ。少なくとも、私はそう考えている」

「そうすれば、これ以上拡大することなく、より多くの価値を提供することができる。というのも、グランプリが24回を超えると、論理的にも難しくなってくるからだ。人間的な観点でも難しいだろうね」。

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