F1第17戦シンガポールGP(マリーナ・ベイ・ストリート・サーキット)で決勝レースが行われた。大雨と路面に水溜まりが残った影響でスタートは1時間5分遅れでスタートした。
●【2022F1第17戦シンガポールGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
61周のレースは規定時間を越えたため、スタートから2時間が経過した時点でレースは終了した。セーフティカーやバーチャル・セーフティカーが何度も入り、シンガポールGPらしい荒れたレース展開となった。
難しいコンディションの荒れたレースを制したのは、スタートでトップに出て順位を守りきったセルジオ・ペレス(レッドブル)。モナコGPに続き今季2勝目を挙げた。
2位はポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。
チャンピオン獲得の可能性もあった8番手スタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はブレーキングミスなどで順位を落としたものの、終盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)がミスしたこと、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)をオーバーテイクしたことで、なんとか7位まで戻りポイントを獲得した。
レッドブルと同じくHRC(ホンダ・レーシング)がサポートするパワーユニットを搭載しているアルファタウリF1は、ピエール・ガスリーが10位、シンガポールGP初挑戦の角田裕毅はブレーキングミスでクラッシュしてリタイアに終わった。