F1第15戦オランダGP(ザントフォールト)決勝レースを終えて、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表が次のように振り返った。
●【2022F1第15戦オランダGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は4連勝で今季10勝目、ファステストラップの1ポイントも獲得して終わってみれば完勝だった。また、昨年に続きホームグランプリで2年連続ポール・トゥ・ウィンを達成し、プレッシャーへの強さを発揮した。また、混乱のレースでも運の強さを見せた。
しかし、ホーナー代表は、「ここにいるチームは10%。ものすごく高いレベルで運営しているから勝てるのだ」と本拠地を含むスタッフ全員とつかみ取った勝利であることを強調した。
■チームはものすごく高いレベルで運営されている
レッドブルF1:クリスチャン・ホーナー代表
スタート:ポールポジション、5番手
決勝レース:1位、5位
「このレースは、ものすごい期待とプレッシャーの中で行われた大レースだった。また戦略的にも厳しいレースだった」
「まずバーチャルセーフティカー(VSC)が入り、そしてもちろんセーフティカーも入った」
「残り12周でピットインし、2台のメルセデスの後ろにつけたことは大きな選択だったが、正しい選択だった」
「しかし、ここで見ているのはチームの10%に過ぎず、舞台裏で動いていることで、このようなことが可能になるのだ」
「チームはものすごく高いレベルで運営されており、ここからは見ることのできないが(本拠地)ミルトンキーンズでのサポートや努力があるからこそ、このような勝利が可能なんだ」
「2人のドライバーはコースに到着した瞬間から絶好調で、素晴らしいチームパフォーマンスだった」
「チェコ(ペレス)は残念ながら再スタートでカルロス(サインツ/フェラーリ)に抜かれ、今にして思えば、彼がミディアムタイヤを好んだことを覆すべきだったのだと思うが、彼は力強いレースをした」
「我々は素晴らしいポジションにおり、何もかもが終わるまで終わらないが、ハッピーだ。我々は1レース1レースで活動しており、あまり先のことは考えないようにしている」
「来週はモンツァだから楽しみだし、この調子でレースに臨みたい」。