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「レッドブルF1のDNA」をポルシェが受け入れるかどうかだとホーナー代表 HRCとの独自PU成功でチーム売却を必要とせず

2022年09月04日(日)17:58 pm

レッドブルF1は、期待されているポルシェとのワークス契約がまとまらない場合、これまでのように単独で活動することになる。

フォルクスワーゲンの新CEOで現ポルシェCEOのオリバー・ブルーメが、ポルシェの2026年F1参戦に関する話し合いが「まだ続いている」と認めたことを受けて、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はこのように主張した。

■ホンダ復活も期待?

実際、ホーナーはレッドブルが独自のエンジンプログラムであるレッドブル・パワートレインズを先行させて稼働させていると語り、一方で2026年にホンダがワークスに復帰するといううわさを加速させている。

「ドイツだけでなく、F1に興味を持っているメーカーもある」とヘルムート・マルコ博士はザントフォールトで『Sport1』に語った。

「ポルシェに関しては、ブルーメ氏とその仲間は我々にとって未知の存在ではない」

■レッドブルは外部に影響を受けないのがDNA

パドックでの大きなうわさは、レッドブルがポルシェの要求に反発し、50パーセントのチーム買収がどの程度の支配力、影響力、哲学を伴うものなのか、というものだ。

「レッドブルが検討するものはすべて、チームの長期戦略に合致するものでなければならない」と語るホーナー。「我々のための時間はまだ十分にあるんだ」

「メーカーやパートナーとのどんな関係も、レッドブルに合うはずだ。企業によって支えられているチームではないということは、我々のDNAの一部であり、それが我々なんだ」

「それは我々の強みのひとつであり、将来的には絶対必要な条件だ。僕らには奥行きのある素晴らしいチームがあるし、パワートレイン側ではエキサイティングな新章をスタートさせている。だから、我々は順調なんだ」

「このプログラムにパートナーを加えるかどうかは、時間が経てばわかることだ。しかし、現在の計画では、我々は自分たちだけでやっていくつもりだ」とホーナーは付け加えた。

つまり、ポルシェに売り渡すのではなく、VW傘下のポルシェが「我々がどのようにレースに臨むかという文化の中で、この招待を受け入れたいかどうか」を決める必要があるとホーナーは主張している。

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