F1第7戦モナコGP(モンテカルロ市街地サーキット)の3日目、決勝レースは気温23℃、路面温度33℃の曇り空だったが、決勝前のセレモニーが終わるとほぼ同時に雨が降りだし、ウェットからドライへと変化する難しいレースとなった。
● 【2022F1第7戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
エステバン・オコン(アルピーヌ)は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触するシーンもあり順位を守っていたが、タイヤ交換でハミルトンに先行を許すと、10位でフィニッシュした。
しかし、ターン1での接触時、並んでいたイン側のハミルトンにラインを残さなかったとして、5秒ペナルティと1ペナルティポイント(累計4ポイント/12カ月)を科せられ、得られたはずの1ポイントを失い12位という結果に終わった。
■レーシング・インシデントだと思った
エステバン・オコン(アルピーヌ)
スターティンググリッド:10番手
決勝レース:12位(10位フィニッシュ。5秒ペナルティ)
「今日の結果は飲み込むのが難しいね。ポイントを獲得できずにモナコを去ることになり、悔しいよ」
「特にモナコのようなサーキットでは、オーバーテイクを試みる際に何らかの接触を伴う可能性が高くて、ルイス(ハミルトン)とレーシング・インシデント(ターン1で軽く接触)のような感覚だった」
「チームは週末を通して、特に金曜から土曜にかけてゲインを見つけるために懸命に働いてくれた。今回はダブルポイントを獲得することができずに終わってしまった。前に進んで次のバクーではこの状況を正したい」。