F1第7戦モナコGP(モンテカルロ市街地サーキット)の3日目、決勝レースは気温23℃、路面温度33℃の曇り空だったが、決勝前のセレモニーが終わるとほぼ同時に雨が降りだし、ウェットからドライへと変化する難しいレースとなった。
● 【2022F1第7戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
8位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、レースの大半をフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)の後ろで走ることになった。また、エステバン・オコン(アルピーヌ)をオーバーテイクしようとしたものの、こちらも失敗してしまった。
■アロンソに阻まれたレースに
ルイス・ハミルトン(メルセデス)
スターティンググリッド:8番手
決勝レース:8位
「モナコでは、レースのほとんどで他車(フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ)の後ろにつかまり、結局はクルージングしていただけでオーバーテイクすることはできなかった」
「雨が降ったときは、いつもならチャンスが生まれるからうれしかったよ。でも、残念ながらそううまくはいかなくて、インターミディエイトタイヤ(緑)を履いていた時はオコン(アルピーヌ)を抜くことができなかった」
■不運もあったし気持ちはバクーへ
「この週末はタフで、予選での赤旗のような不運もあった。だから、今はページをめくってバクーに向かうのを楽しみにしているんだ」
「モナコの低速コーナーと似ているところもあるけど、違うタイプのサーキットなんだ。でも、できれば前進して、バルセロナの時のように、もっといいパフォーマンスを見せられるといいなと思っているよ」。