F1第7戦モナコGP(モンテカルロ市街地サーキット)を前に、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)が次のように意気込みを語った。
■スペインGPは難しい週末だった
「バルセロナはチームにとって難しい週末だった。FP3を失敗してしまったので、予選では後手に回ってしまった。レースでは序盤にフロントウイングにダメージを負ってしまい、マシンを走らせるのが難しくなってしまった。すでに改善策をいくつか考えていて今週のモンテカルロから実施する予定だ」
■限界ギリギリで最大限の集中力が必要
「モナコは歴史的な場所であり、F1を象徴する場所でもある。モナコGPは世界中に知られており、レース初期の写真を見ても、このサーキットがいかに変わっていないかがわかる」
「モナコは、そのセッティングやドライバーに与える困難さで有名だよね。レースそのものが盛り上がらないこともあるが、ドライバーの難易度という点では、1年のうちで最も難しいレースの1つであるとも言える」
「このサーキットで限界ギリギリを走るには、最大限の集中力が必要で、本当にチャレンジングなことだと思うし、僕はたまらないね」
■追い越しはほぼ不可能かも
「僕はこの複雑なコースが好きで、セッションごとに大きく変化する。バリアまであと数ミリというところで、アドレナリンが出てくるんだ。今年は車幅が広くなったので、追い越しはほぼ不可能かもしれないね」
「しかし、ドライビングの観点からは、僕のお気に入りのサーキットの1つであり、ベスト3には間違いなく入るだろうね」
「フランスGPは僕のホームレースだけど、モナコのファンもたくさん応援してくれるし、このレースやイベント全体が魔法のような雰囲気に満ちているんだ」。