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新たなF1レースディレクター問題？　2人とも初開催のマイアミに飛べず！

F1は初開催のマイアミを来週末に控え、レースディレクター2人がアメリカに飛ぶことができず危機的状況に陥っている。

■2人とも新型コロナウイルス陽性

2021年の最終戦の失敗によりマイケル・マシが追放され、今シーズンは後任のエドワルド・フレイタスとニールス・ヴィティヒの2人制としたが、2人とも新型コロナウイルスで検査で陽性反応を示した。

フランスの『L'Equipe（レキップ）』は、この噂がF1に「小さなパニックの風」を吹き込み、2人は陰性と判定されるまでアメリカへの旅行もままならなくなったと述べている。

FIA（国際自動車連盟）のスポークスマンはスペインの『El Mundo Deportivo（エル・ムンド・デポルティーボ）』紙にこのニュースを認めなかったが、それは個人の医療情報を漏らすことは「イベントの開催に関連しない限り」許されないからだと述べた。

■FIA、心配せず？

ということは、FIAはこの問題がマイアミでのレースに影響することは心配していないことを意味する。

短期的な後任候補としてレースディレクターのアシスタントでF1経験者のハービー・ブラッシュとコリン・ヘイウッドの名前が挙がっている。

しかし、『L'Equipe（レキップ）』は、ブラッシュとヘイウッドは「FIAレースディレクターの資格を持っていない」ため、代わりにDTMレースディレクターのスコット・エルキンスが代役を務める可能性があるという。

初開催のマイアミは誰がレースディレクターを務めるのだろうか。