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レッドブル首脳「フェルスタッペンやルクレールと同格なのはノリスだけ」

2022年05月02日(月)21:45 pm

レッドブル首脳のヘルムート・マルコが、今季のF1タイトル争いを演じているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)に肩を並べることができるドライバーは、現時点ではランド・ノリス(マクラーレン)だけだと語った。

■タイトル争いは一騎打ち

これまでとは大きく異なる技術レギュレーションが導入された2022年のF1だが、ここまでの4レースではルクレールとフェルスタッペンが2勝ずつをあげてほかのドライバーたちをリードしている。

4レース中2レースをマシントラブルによるリタイアで終えているフェルスタッペンは、ポイント的には現在ランキングトップのルクレールとまだ27ポイントの差がついているものの、マルコは今季のタイトルはこの2人が争うことになるのは間違いないと考えているようだ。

■2人と同レベルはノリスだけ

そして、レッドブルとそのセカンドチームであるアルファタウリのドライバープログラム責任者でもある78歳のマルコは、その2人と同じレベルの力を持っているドライバーは現時点ではノリスだけだとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語っている。

「私が、唯一同じレベルのパイロットだと思っているのはランド・ノリスだ」

「だが、現時点においては、彼は最高の道具を手にしていない」

確かに、今季のマクラーレンがかなり苦戦しているのは事実だ。

しかし、開幕戦バーレーンGPでは出遅れてしまってノーポイントに終わったノリスだが、第2戦サウジアラビアGPでは7位入賞、そして続く第3戦オーストラリアGPで5位、第4戦エミリア・ロマーニャGPでは3位表彰台を獲得と、尻上がりに調子を上げてきている。

■ノリス、チーム力は3番手と信じる

今年2月にマクラーレンとの契約を2025年まで延長したことが明らかになった22歳のイギリス出身ドライバーであるノリスは、ドイツの『Speed Week(スピードウィーク)』に次のように語っている。

「バーレーン以降、僕たちはマシンの理解が少し深まったし、弱点に取り組み、いくつかの改善を行ってきたんだ」

「プラス面がたくさんあるし、力関係的には僕たちは3番手にいると思っているよ」

ノリスは、現時点ではランキングトップのルクレールとは51ポイント差の6番手に位置している。だが、これまでF1通算8勝をあげているチームメートのダニエル・リカルドにはすでに24ポイント差をつけている。

今後、ノリスがイモラで見せたようなパフォーマンスを維持することができれば、本人が言うように、フェラーリとレッドブルに次ぐ位置をコンスタントに確保していくことも可能だろう。

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