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フェルナンド・アロンソ「あと2年か3年はF1を続けると思う」

2022年03月29日(火)5:00 am

フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)が、少なくともあと2年か3年はF1で走るつもりだと語った。

●【2022F1第2戦サウジアラビアGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

現在はアルピーヌというチーム名で戦っているルノーのF1ワークスチームだが、今後数年のうちに再びF1タイトル争いができるようにすることを目標として掲げている。

2005年と2006年にルノーでF1チャンピオンとなったアロンソが2021年にアルピーヌで3年ぶりにF1復帰を果たしたが、自分と古巣チームにとって本当の戦いが始まるのは新たな技術レギュレーションが導入される2022年からになると語っていた。

実際のところ、2021年はコンストラクターズランキング5位で終えたアルピーヌだが、4位のマクラーレンとは120ポイントもの差がついていた。しかし、2022年のアルピーヌF1マシンは確実にパフォーマンスが向上しており、現時点ではビッグ3チームと呼ばれるレッドブル、フェラーリ、メルセデスに次ぐ4番手に位置している。

しかし、40歳のアロンソは、アルピーヌがいつそのビッグ3チームたちと戦うことができるようになるかはまだわからないと『DAZN(ダゾーン)』に次のように語った。

「僕も永遠にドライブし続けることはないし、できる限りすぐにそうなることを望んでいるよ」

「僕たちは誰もが100パーセントの取り組みをしている。だから、どれくらいかかるのかは様子を見ていこう。2年、3年、5年、あるいは7年たてばそうなるのかどうかはわからない。だけど、可能な限りすぐにそうなることを期待しているよ」

そう語ったアロンソだが、2レースを終えた時点でコンストラクターズランキング4番手に位置しているとは言え、今年のアルピーヌが本当にどういう位置にいるのかを判断するのはまだ早すぎると考えているようだ。

「何らかの判断をするにしても、あと4レースか5レースは必要だと思うよ」

サウジアラビアGPの舞台となったジェッダ市街地サーキットでそう語ったアロンソは次のように付け加えた。

「だけど、アルピーヌのパフォーマンスについて言えば、これまでに獲得できたポイントには満足しているし、今後この新しいレギュレーションで進歩していけるかどうかは僕たち次第だよ」

サウジアラビアGP予選で7番手となり、決勝でもポイント圏内を走行しながら、マシントラブルによって無念のリタイアとなったアロンソは、このチームのメンタリティが冬の間に変化したのは事実だと次のように続けた。

「数年にわたってルノーは中団で苦しんでいた。そして、僕たちは、これを変え、大きな夢を持つときが来ていると信じているんだ」

「今、僕たちは誰もが同じ予算を費やすという機会を得ているし、ほかのチームのように予算をかけられないという言い訳はできなくなっている」

それゆえ、アロンソは、少なくともあと数年はF1でレースを続けられればうれしいと考えているようだ。

「僕にはまだ多くのオファーがあるんだ。今、僕はものすごくF1を楽しんでいるよ」

「レースをするのが楽しいんだ。F1にはサーキット外でも多くの活動があるけれど、僕はそれらも楽しんでいる。だから、僕は少なくともあと2年か3年はここでみんなと会うことになるだろうと考えているよ」

そう語った現役最年長F1ドライバーであるアロンソは次のように付け加えた。

「少しばかり歳をとっても、それによって不利になると感じたことなど一度もないよ」

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