最近、今年もF1タイトルをかけて争うことになると考えられているメルセデスとレッドブルだが、この2チームの2022年型マシンがFIA(F1統括団体の国際自動車連盟)のクラッシュテストにまだ合格していないようだとの報道が行われていた。
だが、メルセデスは1月13日にすでに合格していたことをソーシャルメディアを通じて明らかにしている。
そして、レッドブルの2022年型シャシーもすでにクラッシュテストに合格しているとのニュースが報じられている。
『f1-insider.com』によれば、「F1チャンピオンとなったマックス・フェルスタッペンのチームは、まだ(新車の)発表日は発表していないものの、メルセデス同様、すべて合格している」という。
また、フィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』も次のように報じている。
「イタリアのメディアが2つのトップチームがまだクラッシュテストに合格していないと報じた」
「だが、レッドブルの新車公開日発表が遅れているのは、チームがスポンサー契約を待っているためのようだ。それはクラッシュテストとは何の関係もない」
しかし、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、自分たちが2021年のタイトル獲得に集中したことで2022年のマシン開発で後れを取ってしまう可能性もあると懸念しているのは事実のようだ。
「それによって、翌年のことにあまり集中できず、焦点がずれてしまうのは避けられないからね」
インドのテレビ局『WION(ウィオン)』にそう語ったホーナーは、「マクラーレン、フェラーリ、それにあとひとつかふたつのチームが2022年に好スタートを切るというサプライズが起こるかもしれない」と続け、次のように付け加えた。
「過去30年で最大のシャシー変更だからね」