F1最終戦となる第22戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)決勝レースが行われ、ファイナルラップでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)を抜いて優勝し、初のF1ワールドチャンピオンに輝いた。
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F1ラストランのホンダは、1991年のアイルトン・セナ以来となるチャンピオンを獲得し、有終の美を飾った。
最終戦の最終ラップまでもつれ込んだチャンピオンシップを制したレッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表は、フェルスタッペン、今シーズン、チーム、そしてホンダF1について次のように振り返った。
■レースの神様が来てくれた
「私は、最後の10周でレースの神様に何かをしてもらう必要があると言っていたが、セーフティカーが来てくれて助かった。今シーズンは素晴らしい戦いだった。マックスが世界チャンピオンになったのは、ここでのレースだけではなく、1年を通して、彼がドライバーとしてどれだけ素晴らしく、安定していたかということが重要なんだ」
■偉大な世界王者に勝てて大きな達成感
「ルイス(ハミルトン)もまた、1年を通して驚異的な相手であり、偉大なワールドチャンピオンであり、手強い存在だった。それだけに、今回の優勝は、より大きな達成感がある。チャンピオンシップは最終ラップまでもつれ込んだが、チームの素晴らしい戦略により、ピットインしてソフトタイヤを装着し、あとはマックスがそれを実現するだけだった」
■マックスとチームを誇りに思う
「私はターン5からバックストレートまで、ずっと叫び続けていたよ。彼は仕事をやり遂げた。私はマックスとチームを誇りに思っている。今年、私たちが経験してきたこと、そして猛烈で偉大なライバルを相手に成し遂げたことをね」
■チェコは完璧なチームメイト、スーパードライビングだった
「今日のチェコは完璧なチームメイトだった。完全に摩耗したタイヤでルイスの後ろについていった彼の走りは、まさにスーパードライビングだった。彼がいなければ、マックスの世界チャンピオンの座はなかっただろう。チーム全体が戦略を完璧に遂行したのだ」
■ホンダに感謝
「22レースを終えた時点で、我々は事実上、世界選手権を獲得したことになる。また、この数年間、チームワークとサポートを提供してくれたホンダにも感謝している。パートナーシップは別の形で継続するが、成功が継続することを楽しみにしているよ」
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