2026年にF1が導入する新エンジンルールは、ドイツの主要メーカー2社にF1への門戸を開くものになるだろう。
そう考えているのはアルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストだ。
F1では2026年に新たなF1エンジンルールを導入する計画を進めているが、最近の噂では、それに合わせてフォルクスワーゲン傘下にあるポルシェとアウディがエンジンサプライヤーとしてF1参入する可能性があるとされている。
そうした噂について質問されたトストはドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』に次のように答えた。
「確かに、この新たなエンジンコンセプトがドアを開くことになるだろうね」
「私は、メルセデスと並ぶドイツのほかのメーカーがF1に参入することを期待しているし、そう信じているよ。私に言わせれば、F1以上のマーケティング基盤はないからね」
「全世界に9億5000万人の視聴者がいることがそれを物語っているよ」
そう語ったオーストリア出身のトストは次のように付け加えた。
「2026年からの新しいルールにより、彼ら(フォルクスワーゲン)はマーケティングと環境に優しい自動車の未来を最適に結びつけることができるよ」