2021年のF1カレンダーにさらなる変更が必要になった場合の代替開催候補地としてドイツのニュルブルクリンクとホッケンハイムが浮上してきているようだ。
ドイツでは昨年第11戦アイフェルGPを開催したニュルブルクリンクが今週すでにF1オーナーのリバティ・メディアと今年の代替開催に関して話し合う用意があると認めたことが伝えられている。
そして、このほどAvD(ドイツ自動車クラブ)のマネジングディレクターを務めるルッツ・ライフ・リンデンが、ホッケンハイムも候補地になりえると次のように語った。
「恐らく、2021年のF1カレンダーに関してはもう少し驚きを目にすることになるだろう」
「ドイツGPの主催者として、昨年同様、我々はドイツのホッケンハイムもしくはニュルブルクリンクでグランプリを開催することができるという提案をリバティ・メディアに対して行う用意があり、それを待っているところだ」
こうした中、ドイツの『DPA通信』はニュルブルクリンクがすでに今季の第7戦として予定されているカナダGP(6月13日決勝)の代替候補として検討されていると報じている。
カナダGPの舞台となるモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットは公道を利用するサーキットであり、その準備には時間も費用もかかることから新型コロナウイルスの状況がどうなるか分からない現時点においては中止の方向で検討されているようだと伝えられている。