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「オコンはアロンソにとって強敵となる」とロシア人ドライバー

2021年01月20日(水)19:01 pm

2018年にウィリアムズのドライバーを務めていたロシア出身のセルゲイ・シロトキンは、2021年にアルピーヌでコンビを組むフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンは接戦を展開することになると考えている。

昨年までルノーと呼ばれていたアルピーヌだが、2021年シーズンに向けてマクラーレンへ移籍したダニエル・リカルドの後任としてかつてルノーで2度F1王者となった実績を持つフェルナンド・アロンソを迎え入れている。

そして、3年ぶりのF1を戦うことになるアロンソのチームメートは昨年もルノーのドライバーを務めたフランス出身のエステバン・オコンだ。

シロトキンは地元ロシアの『Championat(カンピオナ)』に対し、24歳のオコンは39歳のアロンソにとってかなり手強い相手になるだろうと次のように語った。

「エステバンの方がチームやクルマをよく理解しているだろう。僕は彼が完全にアロンソの影に隠れるとは予想していないよ」

「僕に言わせれば、ダニエルが残していったマシンでフェルナンドがすぐに同じようなレベルの走りを見せるのはかなり難しいんじゃないかな」

「僕は、少なくとも最初のうちは、アロンソとオコンの戦いはかなり接戦になると思う」

「(2020年第16戦サヒールGPで)表彰台を獲得したことがエステバンにとって大きな助けになっていた。アブダビ(2020年最終戦アブダビGP)での彼は肩から重荷を下ろすことができたように見えたし、レースではそれがすごく大切なんだ。余裕がなくて緊張しているときには負けるものだからね」

新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年には、レギュラードライバーが感染した場合に備えてルノーの控えドライバーとなっていたシロトキンだが、2021年にも引き続きアルピーヌのリザーブドライバーを務めることになるかどうかはまだ分からないようだ。

「おおまかには自分が2021年に何をしたいのかは分かっている。だけど、僕は自分が本当にやりたいことを見極めたいと思っているところさ」

「もしF1での選択肢が自分の興味や目標に沿うものであれば、そのときはもちろんパドックにとどまってこのシステムから離れないようにしたいと思う。だけど、レースで走ることがないまま多くの時間を費やすのは楽なことじゃないんだ」

そう語った25歳のロシア人ドライバーは次のように付け加えた。

「現在の状況では新たなシーズンにどんなことが起きるのかをすぐに理解するのが難しいからね」

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