F1開幕戦オーストラリアGP決勝レースで、優勝候補だったフェラーリは4位と5位で終えた。フェラーリが開幕戦のメルボルンで表彰台を逃したのはセバスチャン・ベッテルがフェラーリに加入する前の2014年以来となる。
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しかし、後方のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のオンボード映像を観ると、フェラーリはもっと悪い事態になっていたかもしれない・・・。
■フェラーリ、最悪の事態を回避
スタート直後のターン1とターン2を通過時、3番手争いをしていたフェラーリの2台は互いに牽制し合い、かなり接近していた。
後方のフェルスタッペンのオンボード映像は、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の右フロントウイングと、ベッテルの左リアタイヤが接触して白い煙が上がっているのをハッキリと映している。
フェラーリは同士打ちという最悪の状況を回避しただけでなく、ベッテルはタイヤパンクチャーからも避けられたことになる。
もしベッテルのタイヤがパンクし、ルクレールのフロントウイングが破損していたら・・・フェラーリはもっと最悪のシーズンスタートになっていたことだろう。そしてレッドブル・ホンダのフェルスタッペンにとっても、さらに違った展開が見られたかもしれない。
今シーズンはフェラーリのチームメートバトルからも目が離せそうにない。
■F1公式サイトで公開されたフェルスタッペンのオンボード映像
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