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【画像・動画:WRC】王者トヨタ、開幕戦ラリー・モンテカルロに3台で挑む 新ドライバーのクリス・ミークにも注目

2019年01月20日(日)5:10 am

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、1月24日(木)から27日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロに、オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#10号車)、そして新たにチームに加入したクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(#5号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。


TOYOTA GAZOO Racing World Rally TeamはWRC復帰3年目となる2019シーズンを、マニュファクチャラーズタイトルの防衛と、ドライバーズおよびコ・ドライバーズタイトルの獲得を目標に掲げており、“ALL FOR WIN”を合い言葉に戦う。

■2019WRC第1戦ラリー・モンテカルロ

長い伝統を誇るラリー・モンテカルロは、数あるWRCイベントの中でも、非常に難易度が高いラリーとして知られている。

競技区間であるSS(スペシャルステージ)はターマック(舗装路)だが、山間部のSSは路面が雪に覆われることも多く、路面状況は刻々と変わる。1本のSSの中でもドライ、ウェット、アイスバーン、スノーとコンディションが変化するため、タイヤの選択が大きな鍵を握ることになる。

また、SSが始まる直前にステージを走行し、最新の路面コンディションを選手に伝えるセーフティクルーの役割も非常に重要だ。

■スタート地点がモナコからフランスへ変更

近年セレモニアルスタートは、ラリー・モンテカルロの名の由来であるモナコ公国で行われていたが、今年はフランス南部のギャップで幕を開けることとなる。

SSはすべてフランス国内が舞台となり、クルマの整備作業を行なうなど競技の中心となるサービスパークは、例年同様ギャップの市街地に置かれる。

ラリー初日の24日(木)は、午前中のシェイクダウンに続き、日没後にセレモニアルスタート、夜7時半過ぎから2本のSSが行なわれる。

2日目の25日(金)は、ギャップを中心に3本のSSを各2回走行。

3日目の26日(土)はギャップの周辺で2本のSSを各2回走行し、その後長いリエゾン(移動区間)を経てモナコで1日を終える。

ラリー最終日となる27日(日)は、モナコを基点にフランス山中で2本のSSを各2回走行。その後、勝者はモナコ王宮前で表彰台の中央に立つことになる。

SSは4日間合計で16本、計323.83km。リエゾンを含めた総走行距離は1,366.43kmだ。

■2018年のラリー・モンテカルロ

2018年のWRC開幕戦ラリー・モンテカルロで、トヨタはダブルポディウムフィニッシュを果たし、素晴らしいスタートを切った。

トヨタに加入したタナックはヤリスWRCで出場した最初のラリーだったが、優勝争いに加わり総合2位に入った。また、ラトバラは総合3位でフィニッシュし、2年連続でモナコの表彰台に立った。3台目のヤリスWRCをドライブしたエサペッカ・ラッピは総合4位で最終日を迎えたが、最終ステージでの小さなミスにより順位を下げ、総合7位でラリーを終えていた。

■【動画:ハイライト】2018年ラリー・モンテカルロ

■【動画:ハイライト・トップ5】2018年ラリー・モンテカルロ

■【動画:ベスト・オフ・アクション】2018年ラリー・モンテカルロ

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