レッドブル首脳のひとりであるヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、2019年シーズンからホンダエンジンを搭載することになるレッドブルの準備はうまく進んでいると主張した。
「ここまでのところ、技術面において彼ら(ホンダ)が約束していたことはすべて守られているよ」
レッドブルの地元であるオーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』にそう語ったマルコは次のように続けた。
「もしこのまま続けば、次のシーズンにタイトル争いができる大きなチャンスも生まれるだろうね」
マルコはさらに、ホンダと組むに当たってレッドブルはマクラーレンと同じようなミスは犯さないと次のように続けた。
「我々はマクラーレンとは違うアプローチをしている」
「我々がファクトリーエンジンを手にできるのは(レッドブルの)14年の歴史において初めてのことだ。我々はホンダにこう言ったよ。『あなたがたが製造できる最強のエンジンを供給してくれ。あなた方が持ち込むものがどんなものであれ、我々はそれをクルマに載せる』とね」
「マクラーレンはそういうアプローチはとらなかったんだ」
そう語ったマルコは次のように付け加えた。
「我々にはホンダを迎えるための準備ができている。文化は異なっているが、彼らには能力があり、F1で成功するための財源もあるんだ。どのような展開となるか、そのうち分かるよ」