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ライコネン「ザウバーなら自分が好きなことにもっと集中できる」

2018年11月15日(木)19:28 pm

キミ・ライコネン(フェラーリ)が、2019年にザウバーのドライバーとなることに関して何も心配などしていないと主張した。

ライコネンは今季限りでトップチームのひとつであるフェラーリのシートを失い、2019年には中団グループに属するザウバーに移籍することになっている。

ザウバーはライコネンが2001年にF1デビューを飾ったチームだが、今季は現時点においてコンストラクターズランキング8番手に位置している。

しかし、ザウバーと2019年から2年契約を結んだことが明らかとなっているライコネンは、ザウバーに行くのを満足しているとイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「僕はまだ走るのが好きなんだ。それが来年も走り続けることにした唯一の理由だよ」

「ザウバーなら僕は自分が好きなことにもっと集中することができる。走ることにね」

スイスに本部を構えるザウバーは1993年にF1参戦を開始。2007年から2009年まではBMWのワークスチームとなったものの、2010年に再びザウバーとして復活。来年は通算24回目のシーズンを迎えることになる。

しかし、四半世紀近い歴史を持つザウバーだが、これまで優勝もポールポジションも獲得したことはない。

だが、2016年に『ロングボウ・フイナンスSA』が新オーナーとなると2017年にはチームの運営体制を一新。2017年からチーム代表となったフレデリック・バスールはフェラーリとの関係強化に動き、今年は明らかにパフォーマンスを向上させてきている。

ライコネンも、2019年のザウバーにはもっと期待ができるはずだと考えているようだ。

「なぜザウバーに行くことを心配しなくてはならないんだい? 僕の目標は彼らの成功を助けることだし、楽しむことだよ」

そう語った39歳の現役最年長F1ドライバーは次のように付け加えた。

「僕がロータスでF1に復帰したとき、誰もがそれは失敗だし何もできないだろうと言っていた。だけど結果は違った。同じことがまた起こるかもしれないよ」

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