F1イタリアGPが2020年以降もモンツァ・サーキットで継続開催される可能性が大きく膨らんだようだ。
現在、モンツァ・サーキットが結んでいるイタリアGP開催契約は2019年までとなっている。しかし、慢性的な運営赤字が続くモンツァでは2020年以降も契約を更新するのは難しいと訴えてきていた。
しかし、このほどイタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』が報じたところによれば、モンツァ・サーキットがあるロンバルディ地区政府がイタリアGP開催継続に向けて今後5年間にわたって2,500万ユーロ(約32億円)の補助金を追加支給することを決定したという。
ロンバルディのスポーツ担当審議官を務めるマルティナ・カンビアーギは次のように語っている。
「これは最初の一歩です。なぜなら、目指しているのはモンツァで開催される我が国において最も重要な国際的スポーツイベントの開催契約を2024年まで更新することですから」
さらに、もう一人の審議官であるアンドレア・モンティも次のように語った。
「F1はオランダでのレースに関して交渉を行っているとともに、2020年に開催されるベトナムでの日程も決定した」
「そして、これはモンツァの契約更新に向けた一歩だ」