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【WRC結果】タナックが3連勝で今季4勝目!トヨタは1-2!マニュファクチャラーズ選手権首位に浮上

2018年09月18日(火)8:09 am

9月16日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・トルコの競技最終日となるデイ4がトルコ南西部のマルマリスを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック(ヤリスWRC 8号車)が優勝。第8戦ラリー・フィンランド、第9戦ラリー・ドイチェランドに続く3連勝で今季4勝目を飾った。

また、ヤリ-マティ・ラトバラ(7号車)は、今季最上位となる総合2位でフィニッシュ。

チームは2017年のWRC復帰後初となる1-2フィニッシュを達成し、マニュファクチャラーズ選手権トップに浮上した。

なお、デイ3でコースオフしたエサペッカ・ラッピ(9号車)は、サービスでは修復できないダメージがクルマに見つかったため、デイ4での再出走を断念しリタイアとなった。

■デイ4

ラリー最終日のデイ4は、サービスパークを中心に4本、計34.98kmのSSが行われた。

デイ3でトップに立ち、2位のラトバラに13.1秒差を築いていたタナックは、安定した走りで上位のタイムを刻み続け、ボーナスの選手権ポイントがかかるSS17のパワーステージでは3番手タイムを記録。2位ラトバラに22.3秒差をつけ、ラリー・トルコ初優勝を飾った。

タナックは優勝の25ポイントとパワーステージでの3ポイントの合計28ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権1位のティエリー・ヌービルと13ポイント差の2位に浮上した。

また、ラトバラは今シーズンのベストリザルトとなる2位でフィニッシュし、パワーステージでは4番手タイムを記録。ボーナスの2ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権において4位のラッピと13ポイント差の5位に順位を上げた。

8年ぶりにWRCのシリーズに復帰したラリー・トルコは、非常に荒れた路面と高い気温によってクルマに大きな負荷がかかり、リタイアが続出。サバイバルラリーといえる展開になった。しかしチームは信頼性を重視してヤリスWRCを仕上げ、ドライバーは極力ミスをしない走りを続けた結果、1-2フィニッシュという最高の結果でラリーを終えた。

■ラリー・トルコ デイ4の結果
1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 3h59m24.5s
2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +22.3s
3 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m46.3s
4 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +4m10.9s
5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +7m11.7s
6 ヘニング・ソルベルグ/イルカ・ミノア(シュコダ ファビア R5) +13m40.6s
7 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +18m25.2s
8 シモーネ・テンペスティーニ/セルジュ・イトゥ (シトロエン C3 R5) +19m37.1s
9 クリス・イングラム/ロス・ウィトック (シュコダ ファビア R5) +20m21.3s
10 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +20m51.2s
R エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC)

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