来季からルノーPU(パワーユニット)を搭載することになるマクラーレンのフェルナンド・アロンソが、トロロッソはホンダPUにスイッチすることを「真剣に心配」する必要があるとの発言を行ったと報じられている。
●【決勝結果】F1ブラジルGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
マクラーレンはホンダとの3年におよんだ関係を今季限りで解消し、2018年からはルノーからPUを受けることが決定している。そしてホンダは来季からレッドブルのジュニアチームであるトロロッソにワークスPUを供給することになる。
先週末にインテルラゴス・サーキットで行われた今季のF1第19戦ブラジルGP決勝では、アロンソが終始ウィリアムズのフェリペ・マッサとの順位争いを展開するも、結局最後までマッサをとらえることができずに8位でレースを終えている。
レース後、アロンソは次のように語った。
「(ホンダPUの)パワー不足は来年トロロッソの心配の種になるはずだよ」
だが、マクラーレンが来季から搭載予定のルノーもいまだに信頼性不足に悩まされている。そのことについて質問を受けたアロンソは何も心配などしていないと次のように主張した。
「ルノーは過去15年にわたってF1最高のエンジンメーカーだったんだ。彼らは誰よりも多くのタイトルを獲得している。だから僕は全然心配していないよ」