F1ブラジルGPの金曜日カンファレンスに出席したホンダF1の長谷川 祐介(F1プロジェクト総責任者)は、F1とFIA(国際自動車連盟)が示した2021年からのF1エンジンの将来の方向性について、ホンダとしての見解を述べた。
「当然ながら私たちはFIAとの議論を始めました。なので私は、この公的な場所で、“イエスかノー”と言うのは良い考えだとは思いません。しかし、FIAはF1のために良い競争を創り出そうとしていますし、FIAの決定を尊重しています」
尊重しているというホンダだが、しかし、FIAから提示された内容については議論の余地があるという。
「しかし、我々は良い解決策を見つけるために修正する余地があると考えていますが、明らかにコスト削減は非常に重要ですし、我々は新しいメーカーを歓迎しています。そのような観点から、我々はFIAと引き続き議論したいと考えています」。
新パワーユニット案についてはこれまでのところ、パワーユニットを供給する側のメーカーは異議を唱えているが、供給される側のチームは歓迎しているようだ。
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