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【トロロッソ・ホンダ】来季は本当に“競争力がある”パッケージになる

2017年11月12日(日)17:07 pm

F1ブラジルGPの金曜日カンファレンスにトロロッソ代表のフランツ・トストとホンダF1の長谷川 祐介(F1プロジェクト総責任者)が出席。フランツ・トストは、マクラーレン・ホンダの悲惨な過去よりも、来季競争力があるクルマを造ることに集中していると語った。

Q:フランツ、ホンダの今年のマクラーレンとの流れを見てきて、来年トロロッソとのコラボレーションで避けたいことは何ですか?

フランツ・トスト:「私がトロロッソの立場から言わなければならないのは、最も競争力のあるクルマを造らなければならないと言うことです。これが私たちにできることです。

他チームとの過去のコラボレーションで起こったことは我々には関係なく、我々がホンダに提供するものはうまくいけばオペレーション上で非常に緊密かつ有益な協力であり、繰り返しになりますが、目標は競争力のあるシャシーを考え出すことです。

ホンダは何をすべきか分かっていると確信しています。すでに2回のミーティングを行い、来年度はホンダのパフォーマンスが向上すると確信しています。我々は良いクルマを持っているだろうし、本当に競争力があるパッケージになると確信しています」

■トロロッソ&レッドブルとルノーは泥沼

トロロッソは今季ルノーPU(パワーユニット)のトラブルが続いている。ルノーのシリル・アビテブールが「トロロッソの使い方が悪いからだ」とメディアに語ったことで、レッドブル&トロロッソは激怒。トロロッソは公式にプレスリリースを発行し「ハッキリさせておくがトロロッソはルノーPUの使い方は変えていないし間違えていない」と反撃した。

また、想定以上のトラブルが続出していることで、トロロッソ用PUのスペアパーツを製作する時間が足りないといい、最終戦F1アブダビGPに出場できないとも言われている。

トロロッソにとっても、ホンダにとっても、トロロッソ・ホンダのパッケージに期待が高まっている。

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