バルテリ・ボッタスは、メルセデスAMGとの契約を1年延長できたことに満足している。
昨年末、チャンピオンになったニコ・ロズベルグが突然引退したことで、急きょメルセデスAMGのシートをつかんだボッタスだが、チームとの契約が1年延長されたことがF1シンガポールGP(17日決勝)を前に発表された。
1年契約にとどまったのは、メルセデスAMGが2019年にレッドブルのマックス・フェルスタッペン獲得を狙っているからだとうわさされている。
「メルセデスが選択肢を残しておこうとしているのは僕も理解している」とボッタスは話す。
「でも、僕は満足だ」
「自分が結果を出さなければならないのは分かっている。でも、僕のキャリアはずっとこういう感じだった。それ以外の状況には慣れていないよ」
■「鍵を握るのは自分自身」とボッタス
ボッタスは、フィンランドのテレビ局『C More』に対し、交渉をマネージャーの助けなしで自ら行ったことを明かし、報酬増額に成功したことも示唆している。
「それでも、以前の契約より良くなった」
「僕のキャリアでは常にそうだったように、鍵を握るのは自分自身だ。いいパフォーマンスを見せれば、問題は何もないし、将来、一緒に長くやることもできる」
一方、2017年のタイトル獲得が難しくなりつつあることはボッタスも認めている。
「前の2人との差はかなり大きい」
「チャンピオンになる可能性を残すためには、早めにポイントを稼ぐ必要があるね」