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【トロロッソ・ホンダ】ギアボックスはどうなる?

2017年09月16日(土)18:55 pm

ホンダは来季からトロロッソへのワークスエンジン供給を発表。トロロッソ・ホンダが誕生することがようやく公になった。

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トロロッソは、元々はミナルディという万年最下位のイタリアンチームだったが、レッドブルが買収しトロロッソになってからは、セバスチャン・ベッテルが優勝し、ダニエル・リカルドやマックス・フェルスタッペンなど優秀なドライバーが巣立っており、育成チームとしての機能を果たしている。今シーズンもコンストラクター選手権で6位につけており、ランキングでは9位のマクラーレンより上だ。

金曜日の記者会見では、これまでうわさされてきたことについて記者団から質問が飛んだ。技術的な注目のひとつとしては、ホンダエンジンと繋ぐ「ギアボックス」だろう。これまでのうわさでは、マクラーレンがギアボックスを提供するのでは、という報道が多かった。

このギアボックスについて質問されたトロロッソ代表のフランツ・トストは、「ギアボックスは前年同様にトロロッソ製になる」と答えた。

実際にはギアボックスの中については、これまでのようにレッドブルが製作することになると思われる。トロロッソが作るのはギアボックスのケースということになるだろう。これからクルマのデザインを指揮するテクニカル・ディレクターのジェームス・キーとともに、ホンダは緊密に仕事をすることになる。契約は3年間。ホンダはトロロッソで結果を残せば、レッドブル・ホンダ誕生にも直結するだけに、ホンダの技術者にとってはこの1、2年が勝負となるだろう。

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