ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)は、F1イタリアGPで25グリッド降格ペナルティを科せられることになった。
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予選を10番手で終えて、レッドブル勢のペナルティにより決勝を8番グリッドからスタートするはずだったバンドーンだが、予選Q3の最後でパワーを失っており、それが影響したようだ。
調査をしたホンダはパワーユニット(PU)のMGU-Kのシャフトに問題を見つけ、7基目のICE(内燃エンジン)、7基目のMGU-K、10基目のMGU-Hと10番のターボチャージャーへ交換することになった。
「昨日のQ3セッションでストフェルのPUが問題を抱え、今朝PUを交換する決定が下されました」とホンダは語ったようだ。
「(パワーを失った)問題はMGU-Kのシャフトでした」
「MGU-Kシャフトをペナルティなしで交換することは可能ですが、クルマはパルクフェルメの管理下にあるために、我々は十分な時間がないと判断しました」
ホンダは、この交換するPUが「スペック 3.7」であることを認めた。
ストフェル・バンドーンは8番グリッドから最後尾付近まで降格することになる。FIA(国際自動車連盟)は、間もなくレースの公式スターティンググリッドを発表する。
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