ホンダの長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者は、F1第13戦イタリアGPの2日目を次のように振り返った。
●【予選タイム結果】2017年F1第13戦イタリアGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■長谷川 祐介 ホンダF1プロジェクト総責任者
「今日は朝から降り続く雨の中で、午前中はほとんど走行ができず、午後も二時間以上待機しなければいけない、タフな状況下での予選になりました。
ドライバーにとっては常に変わり続けるトラックコンディションを見極めながらの走行で、簡単なアタックではありませんでしたが、ウエットコンディションの中で二人とも素晴らしい走りを見せ、ストフェルは見事にQ3進出を果たしてくれました。
結果は10位でしたが、もう少し上のポジションも期待できただけに、Q3の途中に彼のPUにトラブルが発生し、アタックを途中でやめなければいけなかったことは非常に残念です。トラブルの詳細については、これからデータを確認し、明日以降の対応を決定します。
フェルナンドについてはペナルティーによる最後尾スタートということを考慮して、アタック回数や使用するタイヤを調整していましたが、彼は今日もいい仕事をしていたと思います。
そして言うまでもありませんが、チームも頻繁に変わる天気を見極めながら、タイヤ選択など、両ドライバーにとって最良となる戦術で予選を戦ってくれました。
まだ明日がどのようなレースになるか分かりませんが、あらゆる状況に対応できるよう、準備を進めます」。
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