ピレリは10月14日〜16日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで3日間の2017年F1ドライ用ワイドタイヤテストを完了した。今回担当したチームはレッドブルで、ドライバーはレッドブル・リザーブドライバーのピエール・ガスリー。ガスリーは、ピレリのワイドタイヤで277周を走行した。
前日までメルセデスAMGがバルセロナで2日間のテストを行っていたが、低い気温と雨に見舞われ、ウェットタイヤテストに切り替えるなどしていた。
しかし、このアブダビテストは3日間とも好天に恵まれ、ガスリーはレッドブルの2015年マシンRB11を2017年ダウンフォースレベルにシミュレートしたクルマで走行。1日目は81周、2日目は103周、最終日には93周、3日間合計277周を走破した。
ピレリは、2017年開幕前のプレシーズンテストをバルセロナではなく温暖な気候が約束されているバーレーンで実施したい意向を示しているが、数チームはコストの増大を理由に反対している。
2017年F1ワイドタイヤテストには、フェラーリ、メルセデス、レッドブルの3チームがテストに協力しており、そのデータは全チームに共有されている。
■2017年ワイドタイヤ
■今後のスケジュール