レッドブルのダニエル・リカルドは、チームメートのマックス・フェルスタッペンは怖くないと話した。
18歳のフェルスタッペンは、今シーズン途中にレッドブルに移籍すると初戦でいきなり優勝し、ここ2戦は連続で表彰台を獲得している。
しかし、リカルドは新たな挑戦に喜んで挑むとF1ハンガリーGP(24日決勝)を前に話した。
「新しい挑戦は常に歓迎だ」
「マックスは本当に速いし、すぐに強さを発揮している。それに若いけれど、彼には常に何か学べることがあるよ」
「僕たちが切磋琢磨すれば、チームにとっても得になることばかりだ」
■少なくとも1レースは勝っていたはず
10歳近く年下のフェルスタッペンにここ数戦は敗れているリカルドだが、不運もあったと話す。例えばF1第6戦モナコGPでは、タイヤ交換のミスで優勝を逃した。
「自分が少なくとも1レースは勝っていたはずだと分かっているからね」
「彼のスピードは間違いないし、言い訳を探しているわけじゃないよ。でも、僕がもっといい結果を出せなかったのには、いくつもの理由があるんだ」
「自分の力の限りいい走りができていれば、誰も恐れる必要はない」
「去年はダニール(クビアト/トロロッソ)に何回か負けた」
「でも、どうしてそうなったのかを理解すれば、それを受け入れられる」
「ずっと遅れているとしたら、自分に何か問題があるんだ。マックスはいい調子で続けているけれど、自分なら彼を倒せると分かっている」
「もしマックスがこれから5年、10年と今と同じ調子で進歩していったら、どのドライバーも心配しなきゃならないと思うけれど、僕が怖いのはサメとヘビだけだよ」
■理想はバレンティーノ・ロッシ
リカルドは、チャンピオンになるという目標に近づいていると自信を見せている。
「30歳までにできたら満足だ。でも、30歳過ぎてもチャンピオンにはなれるよね」
「マックスみたいに、スポーツ選手は全般に若くなりつつある。でも、僕の計画はバレンティーノ・ロッシみたいに、精神的に若くあり続けることだ」