18日(水)、バルセロナ・カタルーニャサーキットで行われているインシーズンテスト1回目の2日目が終了した。今日で全日程を終了している。
シーズン前を含めて3回目となったバルセロナ合同テスト。2日目の今日は10チームが各90周以上を走行でき、十分なデータ収集ができたようだ。
2日目、各チームは初日とは違うドライバーが走らせている。(参照●【バルセロナ・テスト】参加ドライバーリスト/インシーズンテスト1回目)
今回のテスト最終日に登場したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、新F1ウィナーとして十分な速さを披露。118周をこなしてトップタイムで終えている。次戦F1モナコGPに向けて準備万端といったところか。
2番タイムは、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーン。今季の移籍市場『シリーシーズン』入りし、注目が集まる。(参照●バトンとバンドーンが2017年ストーブリーグ入り)
3番タイムは、今朝急きょドライバー変更したメルセデスAMGのパスカル・ウェーレイン。こちらも、もしニコ・ロズベルグが移籍した場合、来季昇格の可能性がある。
新人トップは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのアントニオ・フォコ(19歳)だった。今季GP3でランキング4位のフォコは、20日で20歳になる。
新人ドライバーたちは数日のテストで徐々にF1に慣れてくるのが一般的な光景だが、移籍してすぐに勝利した18歳フェルスタッペンの凄さを改めて感じるテスト最終日となった。
■18日(水)結果/バルセロナ合同テスト3回目
順 | ドライバー | チーム | タイム | 差 | 周 | PIT |
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1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.267 | 118 | 27 | |
2 | バンドーン | マクラーレン・ホンダ | 1:24.006 | +0.739 | 108 | 20 |
3 | ウェーレイン | メルセデスAMG | 1:24.145 | +0.878 | 133 | 22 |
4 | グティエレス | ハース | 1:24.592 | +1.325 | 105 | 27 |
5 | フォコ | フェラーリ | 1:24.720 | +1.453 | 118 | 28 |
6 | クビアト | トロロッソ | 1:24.737 | +1.470 | 116 | 14 |
7 | セリス | Fインディア | 1:25.016 | +1.749 | 103 | 17 |
8 | マグヌッセン | ルノー | 1:25.133 | +1.866 | 122 | 25 |
9 | マッサ | ウィリアムズ | 1:27.167 | +3.900 | 94 | 12 |
10 | キング | マノー | 1:27.615 | +4.348 | 91 | 21 |