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トロロッソ、新車準備は予定通り順調

2016年02月05日(金)16:50 pm

トロロッソでは、22日(月)から始まる2016年シーズン最初の公式F1シーズン前テストに向け、順調に2016年型車の準備が進んでいるようだ。

昨年、レッドブルとルノーの関係が悪化したことにより、レッドブルとそのジュニアチームであるトロロッソは、ギリギリまで2016年にどのメーカーのエンジンを搭載するのかが不透明な状況となっていた。

最終的に、ルノーに替えてフェラーリから2015年スペックエンジンの供給を受けることで決着したトロロッソだが、2016年型車に急きょフェラーリエンジンを搭載することになったため、新車開発が遅れてしまうのではないかと見られていた。

だが、トロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは少し前に「もっと時間が欲しいところだが、我々の技術部門には経験豊かなスタッフが大勢いるし、彼らが限られた時間をうまく使ってくれているよ」と語るとともに、100名の臨時スタッフを雇用して2016年型車の製造に取り組んでいることを明らかにしていた。

そして、1日(月)にトロロッソの2016年型車が今週後半に統括団体であるFIA(国際自動車連盟)によって義務付けられたクラッシュテストを受けることになるだろうと報じられていた。

その2日後の3日(水)に、トロロッソは公式ツイッターアカウントを通じてクラッシュテストに合格したことを明らかにしている。

昨年17歳でF1デビューを飾り、センセーションを巻き起こしたマックス・フェルスタッペンも、自身のホームページでトロロッソがクラッシュテストに合格したことを伝えるとともに、現在トロロッソのファクトリーでは2016年型車の組み立て作業に入っていることを示唆し、次のように語っている。

「現時点では遅れずに準備できており、すべて予定通りに進んでいるよ。うまく行くはずだと確信している」

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