フェラーリの前会長であるルカ・ディ・モンテゼモーロが、かつてフェラーリに在籍していた7度のF1王座に輝くミハエル・シューマッハの現在の状況に関して悲観的なコメントを行った。
イタリアの『Quattroruote(クアトロルオーテ)』誌の周年イベントに参加していたモンテゼモーロは、「私は絶えず彼に関する知らせを受けているが、あまりかんばしいものではないんだ」と語り、次のように付け加えた。
「彼は偉大なドライバーだったが、スキー事故が彼を破滅に追い込んでしまった」
現在はスイスの自宅において2013年末のスキー事故で脳に負った大けがからのリハビリが続けられているシューマッハだが、その状況に関する情報が伝えられることはほとんどない状態となっている。
それゆえ、今回のモンテゼモーロのコメントは、今後シューマッハの容体に関して何らかの悪い情報が伝えられる前兆ではないかと受け止めている者も少なくないようだ。