フェラーリの前会長であるルカ・ディ・モンテゼモーロが、フェラーリに対しては変わらぬ愛情を抱いていると主張した。
かつてシューマッハや、現FIA(国際自動車連盟)会長であるジャン・トッドらとともにフェラーリの黄金時代を築き上げたモンテゼモーロだが、2014年シーズン途中に現フェラーリ会長であるセルジオ・マルキオンネによってその座を追われていた。
68歳となったモンテゼモーロは、現在はイタリアの航空会社アリタリアの経営に携わりながら、ローマの2024年オリンピック招致委員長を務めている。
イタリアの『Quattroruote(クアトロルオーテ)』誌の周年イベントに参加していたモンテゼモーロは、そこで2016年シーズンに向けてフェラーリは期待できそうかと尋ねられると、次のように答えた。
「私がいたころとは違うフェラーリだ。別物だよ。だが、私は応援するよ。結局のところ、かつても今もフェラーリは私の家族だし、私の人生において最も大切なものなんだ」