F1最高責任者バーニー・エクレストンのクリスマスカードは、今年も1年をユーモラスに皮肉ったものだった。
エクレストンは毎年ユニークなクリスマスカードを送っているが、今年はチャンピオンになったメルセデスAMGを皮肉ったイラストだった。
3戦を残して早々とチャンピオンを決めた雨のアメリカGPで、ルイス・ハミルトンが山のようなプレゼントに囲まれ、「配達が早すぎてゴメン!」と言っている。
その横では「僕がその分を埋め合わせるよう頑張ったよ!」と言いながら、残りの3戦で優勝したチームメートのニコ・ロズベルグがハミルトンに2位のキャップを放り投げているというものだ。
■ブラックユーモアでは負けないレッドブル
レッドブルも皮肉では負けていない。そのクリスマスカードのイラストは、フリントストーンのような原始人の格好をしたダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、石と木でできたクルマに乗って、メルセデスAMG代表のトト・ヴォルフをひきつぶしているというものだ。
イラストの下には、「レッドブルをかわいそうに思ったバーニーが、自分のコレクションから1台貸してくれた」と書かれている。
レッドブルは、非力なルノーエンジンからメルセデスエンジンに乗り換える交渉を行ったが、ヴォルフにエンジン供給を阻止されたとしている。
Merry Christmas and a Happy New Year! A holiday card from us to you. #givesyouwings #F1 pic.twitter.com/uemAatZixM
— Red Bull Racing (@redbullracing) 2015, 12月 18