メルセデスAMGが圧勝した2015年、日本のファンはどんなニュースに興味を示していたのでしょうか?
年の瀬に慌ただしく働いている人も、すでに自宅や休暇先でリラックスしている人も、今年を振り返ってみよう。
■10位:ジェンソン・バトンと道端ジェシカ、1年未満の結婚生活に終止符との報道
クリスマス前に、約1年前にハワイで結婚式を挙げた美男美女が、1年未満で破局との報道がイギリスより飛び込んできました。今後、世界が注目するのは、バトンの63億円の資産はどうなるのか?でしょう。その後バトンも協議中と認めています。
多忙すぎてすれ違いが原因とのことですので、お互いが世界中を飛び回って活躍する二人が幸せな家庭を築くためには、お金や地位や容姿よりも「時間」が一番必要だったのかもしれません。
■9位:【ホンダF1】スーパーフォーミュラのシャシーでF1エンジンをテストか?
イタリアGPでホンダF1新井総責任者に辞任の意志はあるのかと厳しい質問が出るほど苦しんでいるホンダが、中嶋レーシング協力のもとスーパーフォーミュラでテストし、問題はマクラーレンのシャシーにもある、と証明するのでは?という記事。
結果を出せば、こういう記事もなくなるでしょう。
■8位:「GP2エンジンだ」のアロンソは無線非公開を希望、「放っておいてくれ!」のライコネンは無線公開は良いこと
2015年F1日本GPレース中にごぼう抜きにされるホンダエンジンを格下の「GP2エンジンだ!」と叫んで物議を醸したアロンソは「無線を非公開にすべき」と話し、一方、2012年F1アブダビGPで自分のエンジニアの無線が気に障ったライコネンは「放っておいてくれ!」と応え、名言(迷言?)Tシャツを作るほど話題になりましたが、「無線公開することでファンは面白いはず」と語りました。
ライコネンが人気なのは、こういうファン思いの姿勢にあるのかもしれませんね。
■7位:ホンダが何をしているのかが分かればもっとF1が面白くなるはず
ウィリアムズでマネジャーやUSF1起ち上げにも関わっていたピーター・ウィンザーが、新規参入のホンダが苦戦している問題を例に挙げ、「F1の複雑なテクノロジーが広く知られていないためにF1は損をしている」と語った記事。
たしかに、一言で簡単に説明できないくらい複雑な技術ですし、その技術の凄さや難しさが直感的に分かりにくいのかもしれません。
■6位:不調マクラーレン、ホンダF1責任者の解任要求か 辞職、謝罪…厳しい質問攻め
苦戦続きのホンダに、マクラーレンのロン・デニスがホンダ八郷社長宛に新井F1総責任者の解任要求をしたという記事。
イタリアGPでは、世界中のメディアが集まる中「辞職する意志は?」という厳しい質問まで飛び出したほどでした。
「最強ホンダパワーユニット、複数チームからラブコール」という記事を見たいものですね。
今年2回目のF1公式シーズン前バルセロナテストで起きたアロンソ(マクラーレン・ホンダ)の事故にFIAが調査に乗り出したという記事。
結局、感電?突風?...迷宮入りです。
日本GPではアロンソが「GP2エンジンだ!」と不満が爆発し、バトンも引退かと騒がれ、サーキット内外で苦戦が続いたマクラーレン・ホンダでしたが、バトンとも契約延長し、高級スパークリングワイン「Chandon(シャンドン)」との契約を発表した記事。
ロン・デニス曰く「競争力を発揮するための十分過ぎる予算がある」そうです。スポンサーロゴを貼る場所が無いくらいの嬉しい悲鳴に期待しましょう。
■3位:【マクラーレン・ホンダ】来季ホンダパワーユニットは劇的に改善
マクラーレンのE.ブーリエが、ホンダのMGU-H(熱エネルギー回生)の「非常に良い来季計画」に期待しているという記事。
世界中のファンも期待していることでしょう。
■2位:F1第15戦ロシアGPフリー走行3回目で大クラッシュしたカルロス・サインツ(トロロッソ)のオンボードカメラ映像
F1第15戦ロシアGPフリー走行3回目で大クラッシュしたカルロス・サインツ(トロロッソ)のオンボードカメラ映像の記事。
クラッシュしたガードレールの裏側の写真からも、その衝撃の強さが伝わってきますが、本人は無事だったのが不幸中の幸いでした。
圧勝しているメルセデスが、大苦戦しているホンダの「改善ぶり」に感心し、その取り組み方や中長期計画について「ホンダ恐るべし」と語っているという記事。
来季は結果でも「ホンダ恐るべし!」と言わせたいものですね。
以上、2015年のニュースランキングトップ10でした。